配達は迅速に!


託された使命を果たす為 

いざ行かん!  カノ場所へ!!



太陽からの光と熱を受けながら
手渡された紙と渡しに行く為に、バスや電車を使い
選手1人1人の元へ訪れた。

「えっと、次はと・・・・・・」

手に持った紙を見ながら次に行く
行き先を確認し、足を進め新たな目的地へと歩きだす。

大きな建物に広がるグランド
今までにない建物の雰囲気
どこからか聞こえてくる高い声

ナニか拒絶し独特な雰囲気をかもし出した建物の
中に入らなければならないのだが、
どうしても足を踏み出す事が出来ず
立ち空くし、数10分が立とうとしていた。

「いかなきゃ・・・・ダメ・・・・・・・・・・だよ・・・・ね・・・・・・・」

手に持っている数枚の紙を見つめると、
は目に前に立っている建物うぃ視界に入れるが
他者を受け入れない雰囲気をかもし出す
建物に足を踏み入れる勇気が湧かず
帰りたい気持ちを溜息と共に外に押し出し
中に入り、初めて出合った人物に話掛けると
指を方向を指すとから離れて行った。

離れて行く人物に礼を言い、指差された入り口を見ると
一段と明るく輝く芝生に影が映し出され
ソコには数人が居る事が影で解った。

1歩、また1歩近づくごとに、
目に入ってくる、強い日差し
耳に入ってくる、指示を出し合う声

そして、高い声の歓声

目と耳に入ってくる情報にナニが行われているのか
理解し入り口を潜ると

夏の青い色
芝生の緑色

今まで土のグランドを見てきたに取っては新鮮だったのか
目を大きく開け、
色のコントラストに見とれていると、
今までにない、甲高い声に釣られる様に芝生と空の間を見ると
数十人の少年達が白と黒の色が着いたボールを追いかける
少年達の姿が目に入り自然とボールを視線で追いかけてた。

(若菜君にボールが渡て、郭くんにパスして・・・
 あ!郭くんに2人マークにはいった)

ふりきる?
それとも・・・・・・フェイント?

自然と目に入る光景に持っている知識全てを集め
次の動きを考える。

目に入っている光景だけ・・・
耳からは何も情報は入ってこない

2人のマークはある程度の距離を取り郭から離れない
それどころかボールを奪う瞬間を作る為
攻撃をしている

守り、パスを繋げるか
守りきれず捕られるか・・・・・・

そんな光景に見せられ惹かれてていく

(ッツ!!2人の間に通した!)

強く蹴られたボールは地面スレスレの空気を切り
ゴール前に走りこんでいた真田へと繋がったが
DFが真田の動きについて動いた。

マークが1人にGK
直ぐ後ろからもDFが走って来てきる

真田のプレー1つ1つに
鼓動が早くなり、手には汗が滲む

選手、ボールから目が離れない

(早くシュートしないとマークが増えゴールが入らなくなる・・・・)

左右に身体を動かしフェイントかけ、DFを振り切る
そして、GKと1対1

完全にシュートコースを読んでいるのか
真田が蹴るであろう場所へ構える

が、GKの動きを見えている真田は
ワンタッチでテンポを遅らせGKの動きを変えさせ
シュートを決めた。

一斉に上がる歓声に、耳から音が入ると
選手とボールだけの視界に芝生の緑や空の青さが入り
今見た出来事が何事も無かった様に試合が再開された。

なんだかココにいちゃいけないかも・・・・・・

目の前で繰り広がれている試合
フェンスを挟んで直ぐの所には歓声を上げる女の子の姿

そしてはそんな両者の間に立っていた。

フィールドでもない、ましては観客席でもない場所

もっとココで見ていた。

そんな思いを殺し、先ほど通った入り口を潜り
建物内に戻り、壁際に置かれているベンチに座り
歓声と選手の声を聞いていると
先ほど声をかけた人物がの存在に気付くき
先ほど同様に声をかけててきた。

話をすると、監督にの事を言っておく
そう言い残し先ほどの入り口を潜り
指示を出しているであろう監督と呼ばれる人物の元に向かった。

再びが1人になると、先ほど見た
3人のプレーが思い出される。

鮮明の浮かぶ姿に先ほど同様に脈が速くなる。

思い出でもドキドキするプレーに心が惹かれていく
コレが将の言うサッカーの面白さなのかもしれない。
冷房が効いた部屋で興奮した感情が冷やされ冷静に考え
笑顔で言われた言葉に納得し頷く。

時間にすれば短い時間だった
でも、残る出来事だった。
目を閉じ思い出すだけでもドキドキする。

何度も何度も繰り返し、思い出していると
いつの間にか終ったのか
先ほどまで試合をしていた選手達がの前を通り過ぎ
1室へ入って行く。

終った?

いまいち状況が把握出来ないは通り過ぎて行く
選手達を見ながら考えていると、大きな声で名前を呼ばれ
驚き、声が聞こえた方向を見てみると、
若菜が嬉しそうにかけ寄り、言葉をかけてきた。

「なに?どうしたの?あ!もしかして練習見に来てくれたの?」

「え?えっと・・・・」

さきほど見たプレーを思い出していたはいきなりの出来事に
思考が追いつかず若菜の質問に答えきれないで居ると

「結人、そんなにイッペンに質問するからちゃんが
 答えられないでいるから止めてあげなよ」

明らかに困っているに笑顔で質問攻めをしている若菜を
注意すると

「君が東京選抜の人かな?」

身長が高く大人と感じ取れる人が、若菜・郭・真田の
背後よりに声をかけると、ベンチに座っていた
慌てて立ち上り、

「はい。東京選抜監督の西園寺さんか書類をお届けに上がりました」

言葉と言いながら深く礼をし、手に持っていた紙を
声をかけて来た人物に手渡し更に話を続ける

「それで、申し訳ありませんが直ぐにお返事とサインを
 頂きたいのですが・・・」

遠慮がちに紡がれる言葉に
少し待っていてくれ
と、言葉を言い残すと書類を持ったままドコかに行ってしまい
は待つ事になってしまい
先ほど腰掛けていたベンチに座り直すと
右に郭
左に若菜が座り
正面には真田が立っていた。

ちゃん監督からの連絡てナニ?」

「え?」

「ほら、さっきコーチに言ってたじゃん」

郭に話しかけられ、若菜の言葉で思い出したのか
ポンと両手を叩き背負っていたカバンの中から
紙を出すと、郭・若菜・真田に手渡した。

「西園寺監督から皆さんと保護者の方用のプリントです」


ご家族、皆で見て下さいね!

あまりにも嬉しそうに手渡されたプリントを見ていると
見間違いではないかと思える事が書いてあった。

ちゃん・・・・コレ・・・・・・・・・・・」

本気かどうか確かめる、若菜は
何か情報を持っているであろう
言葉をかけようとするが先ほど立ち去ったコーチが
戻りは立って相手をし始めたセイで情報は手に入らずにいると

「では、私はこれで失礼します」

終止符を打つ言葉を言うとは礼をしてその場を歩き始めようと
1歩歩き出すと、いきなり右腕を引っ張られ歩く事が出来なくなってしまい
驚き振り向くと郭が二の腕を掴んでいた。

「郭くん?」

「もう行くの?」

「う、うん」

「え〜もう、行っちゃうのぉ〜」

右を向き郭と話をしていると今度は左二の腕を若菜が掴み
会話に入ってきた。

「若菜君・・・・」

「休憩後にもう1試合するから見てくといいじゃん」

右に郭、左に若菜、そして正面には真田か立ち
は動きの取れない状態になってしまい
自分より身長が高い3人に囲まれている為
圧迫感を感じ困った様に言葉を紡ぐ

「あ、あのね真田君、まだ行かなきゃならない所が
 あるんです。ごめんなさい」

申し訳なさそうに誤ってくるの姿に仕方ないとの諦めの雰囲気が
出し始めた時、郭が口を開いた。

「後、ドコが残っているの?」

今だに掴まれ離されていないセイで首を動かしが郭を見

「えっと、武蔵森と桜上水です」

「また、凄い所を残してきたね」

「そうですか?」

武蔵森には渋沢・藤代がおり
桜上水には水野・の兄である将がいる。

ナニが凄いのか考えてみるのもの分からずは郭を見ていると

「ま、まだ行かなきゃならい所があるなら仕方がないか・・・
 車に気を付けてなよ。それに日差しがキツイからなるべく日影を歩く事」

念を押される様な言葉には頷くものの
嬉しそうに笑い

「はい。気を付けます。
 でも、皆さん同じ事をおっしゃるんですね」

リズムある言葉で言いながら頷く

そんなを見、郭も若菜も掴んでいた手を離すと
はそれではと言葉を残し真田の横を通り抜け外に歩き出した。

「皆と同じ言葉ねぇ・・・」

「と、言う事は・・・」

「同じ思いて訳か・・・・・」

郭の言葉に若菜が促すと真田が結論の言葉を言う。

「ま、勝つのは俺だけどね」

「悪いな2人共、最後に笑うのはオレだがならな」

「お、オレだって負ける気は無いぞ」

三者三様の結論を出すが、取り合えずは
邪魔者消しの時は協力し合うと言う約束事が出来上がった。

さて、サバイバルへ出かけましょうか・・・・・・